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幻の黒豚 鹿籠豚
鹿籠豚のおいしさは、
・肉の繊維が細いので食べた時に歯切れがよく、柔らかい食感。
・脂肪やコレステロールが少なく、ビタミンB1は牛肉や鶏肉よりも10倍も多く、必須アミノ酸も豊富。
・脂肪の解ける温度が高いので、脂がべとつかず、サッパリ。
・脂肪部分にも十分な旨味があり、食感も赤身と同じです。
鹿籠豚の料理お取扱店は、
魚処 まんぼう(℡0993-72-0114)
だいとく(0993-72-0357)
あじひろ(0993-72-3432)
味処 一福(0993-72-3347)
魚処 なにわ(0993-72-0481)
すし匠 五条(0993-72-8089)
等々…
明治の初め頃から、飼料が豊富(魚の廃棄物やさつまいもの絞り粕)で温暖だった枕崎では養豚が盛んに行われていました。
明治43年園田兵助翁により輸入された英国バークシャー種(黒豚)は、枕崎に根付き、戦後を生き抜き、昭和24年ごろから東京に出荷され、そのうまさと肉質の良さから、瞬く間に大評判になりました。
貨車に鹿籠駅の車票がついていたことから、自然に「鹿籠豚」と呼ばれるようになりました。全国初のブランド豚の誕生と、かごしま黒豚第一次ブームのさきがけとなりました。